🌼【食用のお花】春から始める♪初心者向けエディブルフラワー栽培ガイド🌿

ガーデニング

みんな、春が来てベランダやプランターでカラフルなお花を育てたい気分だよね✨ せっかくだから、ただ見てかわいいだけでなく 食べられるエディブルフラワー にチャレンジしてみよう♡ 最近よく耳にするエディブルフラワーは、初心者でも育てやすい「ビオラ(パンジー)」「ナスタチウム」「カレンデュラ(キンセンカ)」「トレニア」「ボリジ」など。どれもスーパーのサラダに添えられたり、ハーブティーに浮かべたりして楽しめるの。今回は特に 5月から植えられる花 を中心に、プランターで育てるコツをステップ形式で紹介するね♪ ※画像は代表的なお花の例だよ✨。

おすすめエディブルフラワーと育て方

ナスタチウム(キンレンカ)

花言葉は「勝利」「愛国心」。鮮やかなオレンジ〜赤でサラダの彩りにもぴったり!

ナスタチウムは南米原産のツル植物で、葉や花全体がピリッと辛味のあるエディブルフラワー。春に種を蒔くと晩夏まで咲いてくれるよ。

育て方は簡単で以下のステップでOK p(^_^)q。

  1. 土づくり:水はけの良い培養土に肥料を混ぜる(草花用の培養土でOK)。
  2. 種まき:3~5月に種を1cmほどの深さに蒔く(鉢なら1粒、プランターなら数粒)。土が乾いたらたっぷり水やりしてね。
  3. 間引き・植え付け:双葉が開いたら元気な苗1~2本を残し、他は間引くの。苗をポットやプランターに移す場合は、株間20cmほど取って植え付けるよ。
  4. 水やり:表面が乾いたらたっぷりと水やり。湿りすぎると根腐れするので、乾燥気味を心がけて!
  5. 管理:日当たりがよい場所で育て、真夏の直射日光は避けよう(葉焼け防止のため木陰などで)。高温期は半日陰で風通しをよくすると◎。花が咲き始めたらこまめに花がらを摘んで新しい花を促そうね。

育てやすさ★★★(とても簡単よ)
植え付け:3-5月
収穫:6-9月
日当たり:日なた(夏は半日陰)
水やり:やや乾燥気味
土のpH:弱酸性〜中性
連作障害:ほぼなし

トレニア(夏菫・ハナウリクサ)

薄紫色の「ウィッシュボーンフラワー」。別名ハナウリクサ。花つきがよく寄せ植えにも♡

トレニアは比較的耐暑性が高く、春から秋まで花を咲かせる一年草だよ。紫やピンク、黄色の小花がいっぱいで、鉢植えやハンギングにぴったり♪ 春~初夏に苗か種でスタートし、真夏には直射日光を避けるのがポイント。

育て方:

  1. 土づくり・苗植え:4月以降、培養土を入れた鉢にトレニア苗を植える。土は水はけの良いものを使おうね。種から育てる場合は5-7月に蒔き、発芽後にポットに移すよ!
  2. 置き場所:日なたで風通しのよい場所が◎。真夏の高温時は午前中だけ日が当たる明るい半日陰で管理すると、花落ちや葉焼けを防げるよ。
  3. 水やり:土の表面が乾いたらたっぷり水やり。乾燥し過ぎると花が落ちるので注意。肥料は緩効性を春と夏に追肥程度で十分。
  4. 開花管理:花がらはこまめに摘んで。花期が長い植物なので、手をかければ秋まで楽しめるよ。

育てやすさ★★★(とても簡単よ)
植え付け:4-7月
収穫:7-10月
日当たり:日なた(夏は半日陰)
水やり:普通(乾き気味を避けつつ)
土のpH:中性
連作障害:なし

カレンデュラ(キンセンカ)

鮮やかなオレンジ色が冬から初夏まで楽しめる、キク科のカレンデュラ。

カレンデュラ(和名キンセンカ)は、花びらがグラデーションでとってもキレイ! 背丈が低いのでプランター栽培にもぴったり。

育て方は…

  1. 種まき:3~4月に種を蒔くと5~6月から開花する。発芽まで日が当たる場所で管理し、本葉が数枚出たら間引こうね。
  2. 植え付け:苗の場合はビオラくらいの深めの鉢に植える。日当たりと水はけの良い土が好き。
  3. 日照・水やり:基本は日なたで管理。土が乾いたら水やり(過湿は根腐れの原因)。乾燥気味に育てると病気も防げるよ。
  4. 管理:花が終わって花弁が落ちる頃に中心部の黄色い部分を摘む(花の「中心部」がキーポイント!)。古い花がらは摘んで次の花の栄養にしよう!

育てやすさ★★★(とても簡単よ!)
植え付け:3-4月
収穫(花期):5-10月
日当たり:日なた
水やり:普通(乾燥気味)
土のpH:弱酸性~中性(pH6.0~6.5)
連作障害:あり(毎年場所を変えて)

マリーゴールド(ポットマリーゴールド)


キク科の鮮やかな花。カルテノイド豊富で、サラダの色付けにも♪

マリーゴールドはフレンチ種(草丈小)とアフリカン種(大型)があるけど、プランター向きならフレンチマリーゴールドが人気!初夏から秋まで黄色やオレンジの花を絶やさず楽しめるよ✨。簡単に育てられて、耐暑性・耐寒性も強いのが特徴なの。日なたで土の水はけが良いところが好み!日光が好きだけど夏は朝だけ日光を当てると安心。肥沃な土を好むので、植え付け前に堆肥や腐葉土を混ぜておくと花付きが長持ちするよ!
育てやすさ★★★(とても簡単よ!)
植え付け:3-4月
収穫(花期):5-10月
日当たり:日なた
水やり:普通(乾燥気味)
土のpH:弱酸性~中性(pH6.0~6.5)
連作障害:なし(同じところに植えても安心ね!)

パンジー・ビオラ(Viola)

春の定番!パンジー・ビオラは秋~冬~春にかけて花壇を彩る食用花。

パンジー・ビオラは、園芸店で苗を買う場合、10~11月に植えて冬~春に花を咲かせるのが一般的。5月から育て始めるなら、市販の苗から寄せ植えして楽しむといいかも♪花色が豊富で、葉ごとサラダやデザートに使えるよ。

  • 日当たり:半日以上の良い日光が必要。真夏は暑さで弱るので避けようね。
  • 水やり:土が乾いたらたっぷり(ビオラは過湿も乾燥も苦手)。
  • 肥料:10~12月は緩効性肥料、春の開花期は液体肥料を与えて。
  • ポイント:パンジーは同じ場所で連続栽培するとだんだん弱るので、翌年は新しい土や場所に植えると◎(連作障害に注意)。

育てやすさ★★★(簡単!)
植え付け:10-11月(または春先に苗購入)
収穫:冬~春(12月~4月)
日当たり:半日以上の日光
水やり:普通(表土が乾いたら)
土のpH:中性
連作障害:あり(同じ場所は避けてね)

カモミール

リラックス効果抜群のハーブ。春~初夏に小さな白い花をたくさんつけるよ。

カモミールは香りがりんごに似ていることで知られ、ハーブティーに最適!和名は「カミツレ(カミソリツメ)」と言って古くから薬草に使われてきたよ。

育て方:

  • 種まき:3~5月に浅く蒔いて、土が乾かないように管理。発芽後、本葉が数枚になったら間引く(株間15cmほど)。
  • 日照:日なたを好むよ。真夏(7~8月)は午前だけ日の当たる涼しい場所がおすすめよ!
  • 水やり:乾燥に強いので、土が乾いてからたっぷりと水やりするのがコツ。常にジメジメさせると根腐れするので要注意してね!
  • 収穫:5~7月に咲いた花を摘む。花芯の黄色い部分だけを採って乾燥すればティーに使えるよ。葉が込み合ってきたら切り戻して風通しを良くしてね。

育てやすさ★★☆(やや乾燥管理がコツ)
植え付け:3-5月
収穫(花期):5-7月
日当たり:日なた(夏期は午前の日光)
水やり:乾いてからタップリ
土のpH:中性
連作障害:なし(同じところに植えてもOK!)

ボリジ(ルリジサ)

鮮やかな青い花が印象的なボリジ。花も葉もキュウリ風味で、サラダに飾ると爽やか!

ボリジは初夏に咲くハーブで、星形の青い花がとってもキレイ♡ ほおっておくと種がこぼれて翌年も出てくるほど旺盛。ポイント:

  • 植え付け:4~6月に種を蒔く。発芽したら混み合った部分を間引き、株間20cmほどにする。苗からなら5月中に植え替えよう。
  • 日照:日なたを好み、風通しの良い場所で育ててね。蒸れに弱いので高温多湿を避けて!
  • 水やり:乾燥気味に育てるのがコツよ。土が湿りすぎると枯れやすいので、水やりは土が乾いてからしっかりとあげてね。
  • 花の収穫:青い星形の花が咲いたら、開花直前で摘むとゼリーにも色づけできるよ!葉もキュウリの風味があっておいしい♪
  • その他:ミツバチが大好きな植物で、養蜂用にも栽培されるほどなの。成長が早いので放任でもOK♪♪

育てやすさ★★★(簡単よ!)
植え付け:4-6月
収穫:5-7月
日当たり:日なた
水やり:乾燥気味に
土のpH:中性
連作障害:なし(同じところに植えてもOK)

栽培スケジュール表

種類4月5月6月~7月8月~9月10月
ナスタチウム🌱種まき🌱苗植え(←早播きしたもの)🌸開花開始・花摘み
✂剪定で花付き促進
🌸花盛り
✂摘芯・花摘み
❄作業終了(越冬不可)
トレニア🌱種まき🌱苗植え(4月半ば以降に)🌸開花・剪定
✂花がら摘みで連続開花
🌸花盛り
✂整枝/花摘み
❄越冬できず;来年用土替え
カレンデュラ/マリーゴールド🌱種まき🌱苗植え(早春蒔きの場合)🌸開花・収穫
✂花がら摘みと追肥
🌸花期(カレンデュラ収穫)
✂花がら摘み
🌱秋播き苗準備(次年)
パンジー/ビオラ🌱秋植え苗準備(来年)🌱苗植え(秋)🌸開花(冬~春に)
カモミール🌱種まき🌸開花開始・花摘み🌸花盛り・花摘み(乾燥用)
ボリジ🌱種まき🌸開花(摘花開始)🌸花盛り・収穫(花)

Q&Aコーナー

Q1: エディブルフラワーを育てる時のコツは?
A1: 土の清潔と水はけがとにかく大事!雑菌や害虫予防に、鉢や土は毎年できるだけ新しくするのがおすすめよ。プランター栽培なら水はけを良く保つため、鉢底石を入れておくと安心。肥料は春~夏に薄めの液肥を適宜与え、肥料切れで花が咲かなくなるのを防ごうね。

Q2: 害虫が付きやすいって本当?
A2: アブラムシやナメクジが来ることもあるけど、基本は日当たりと風通しを良くすれば防げるよ。特にカモミールはアブラムシが集まりやすいので、植物が込み合ったら剪定で風通しを作って!見つけたら石鹸水スプレーや駆除シートで退治してね。

Q3: 収穫はどのタイミング?
A3: 花が美しく開いた頃が採り頃!パンジー・ビオラなどはつぼみごとサラダに飾れるよ。ナスタチウムは花びらと葉を両方使えるけど、花が終わりかけて萎れてきたらそのままポイ。カモミールは花芯だけ摘んで乾かせばハーブティーになるよ。開花期を逃さず、好きな時に切ってOK。

Q4: 連作障害が心配だけど?
A4: 一部のキク科(カレンデュラなど)は毎年同じ場所に植えると弱ることがあるの・・・。プランターなら土を新しい土に替えるか、有機肥料や石灰でリセットすると安心よ!逆にパンジー・ビオラはあまり連作障害は言われていないけど、新しい肥沃な土で育てる方が元気に育つよ。

✨豆知識&トリビア

  • カモミールの花言葉は「逆境に負けない」「癒やし」。学名の語源はギリシャ語で「大地のリンゴ(χαμαίμηλον)←文字が可愛い」と言い、花を揉むとリンゴのような香りがするからなんだって♡
  • ナスタチウムは辛味成分とビタミンCが豊富で、切花ではなく葉ごと食べられるの。生け花で長持ちするのも有名よ。
  • ボリジはミツバチも大好き!花の蜜を目当てに蜂がよく集まるから、ミツバチに優しいガーデニングプランターとしても人気。収穫後の切り戻しをすると、梅雨後も元気に再生するよ。
  • 食べられる花は他にもたくさんあるよ。これから暖かくなる季節、トマトやズッキーニ、バジルの花も料理に使えるから試してみてね♪

↓他にも色々紹介していますのでぜひ参考にしてみてね♪
🌿今がチャンス!春に植えるべき野菜10選【4月後半〜5月上旬編】🌞

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