最近ね、家庭菜園仲間から「玉ねぎ育ててみたい!」って相談が増えてきたの。玉ねぎって料理に欠かせない野菜だし、自分で育てた新鮮な玉ねぎを使えたら最高だよね!特に赤玉ねぎと白玉ねぎは見た目も可愛くて、サラダに入れると映えるから私も大好き💕赤玉ねぎの鮮やかな紫色はアントシアニンっていうポリフェノール由来で、美容にも良いとか♡ おいしく食べてキレイになれちゃうかも…なんてね😉
秋は玉ねぎの種まきシーズンなんだ。秋まきでじっくり育てれば冬を越して来年の初夏には立派な玉ねぎが収穫できるよ。栽培期間はちょっと長いけど、そのぶん手間は少ないから初心者さんでも挑戦しやすい野菜なの😌
秋といえば食欲の秋!そろそろあったか~いシチューや鍋が恋しい季節だよね。玉ねぎが主役級に活躍する料理も増えてきて、育てがいもバッチリ♪ 実は玉ねぎって病害虫も少なめで育てやすいから、ズボラさんでもOKなんだよ。これはチャレンジするしかないっ👍
今回は、ガーデニング初心者さんにもわかりやすく赤玉ねぎと白玉ねぎの育て方を苗づくりから収穫までぜ~んぶ教えちゃうね!地植えでもプランターでも育てられるから、自分の環境に合わせてチャレンジしてみてほしいな🌟 一緒に玉ねぎ栽培マスター目指そっ☘️
目次
- 玉ねぎ栽培の基本情報(育てやすさ・栽培条件)
- 玉ねぎ栽培の年間スケジュール
- 地植えとプランター、それぞれの育て方ポイント
- 苗づくりから収穫まで5つのステップ
- Step 1: 種まきで苗を育てよう
- Step 2: 土作りと苗の植え付け
- Step 3: 冬の育て方(越冬)
- Step 4: 春の成長管理(追肥・水やりなど)
- Step 5: 収穫と保存
- 初心者Q&Aコーナー
玉ねぎ栽培の基本情報(育てやすさ・栽培条件)
項目 | 内容 |
---|---|
育てやすさ | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆ (初心者向け) |
栽培期間 | 約6~8か月程度(秋まき→初夏収穫) |
植え付け時期 | 秋(種まき9~10月/植え付け10~11月) |
収穫時期 | 翌年5~6月頃 |
日当たり | 日なた(たっぷり日光が必要) |
水やり | 控えめ(表土が乾いたらたっぷり) |
土の酸度 | 弱酸性~中性(pH6.0~7.0程度) |
連作障害 | 出にくい(同じ場所で連作可) |
⭐️マークが多いほど育てやすいよ!
表を見てのとおり、玉ねぎは育てやすさバッチリの星4つ✨。半年以上かけて育てるから栽培期間は長めだけど、そのぶん手間は少ない野菜なんだ。水やりも他の野菜ほど頻繁じゃなくてOKだし、害虫や病気の被害も比較的少ないのが嬉しいポイント!日当たりの良い場所で育てればグングン成長してくれるよ👍 しかも連作障害が出にくいから、前年に玉ねぎを育てた場所でも続けて栽培しやすいの。忙しい人やスペースが限られている人にも優しい野菜だよね。
唯一気を付けたいのは土の酸度。玉ねぎは酸性の土が苦手だから、庭で育てる場合は石灰での酸度調整が大事。市販の野菜用培養土ならだいたい適したpHになってるからプランター栽培なら心配いらないかな。それから日光はしっかり当ててあげてね☀️ 日が当たらないと甘くておいしい玉にならないから、日なたを確保しよう。
玉ねぎ栽培の年間スケジュール
月 | 作業内容 |
---|---|
9月 | 種まき開始🌱 – 涼しくなったら玉ねぎの種まきを始めよう(地域や品種によるけど目安は9月中旬頃) |
10月 | 発芽・間引き – 芽が出たら混み合った所を間引いて元気な苗を育成。苗が5~10cmに育つ頃に植え付け準備もスタート |
11月 | 苗の植え付け(定植) – 本葉が4枚前後・高さ20cmくらいに育った苗を畑やプランターに植え付け。冬に備えて根付かせよう |
12月 | 冬越し準備 – 本格的な寒さ到来。必要なら防寒対策(敷きわら等)をして、枯れた葉は取り除く |
1月 | 冬の見守り😴 – 寒い間は玉ねぎも休眠モード。成長はゆっくりなので、水やりは土が極端に乾いた時だけでOK |
2月 | 追肥① – 寒さが緩み始めたら1回目の追肥で栄養チャージ(株元に化成肥料を軽くひとつまみ) |
3月 | 追肥②&春の生長🌱 – 2回目の追肥を行い、一気に葉が茂り玉ねぎが肥大してくる時期。暖かくなり土が乾きやすいので水切れ注意 |
4月 | 肥大期(必要なら追肥③) – 玉ねぎがぐんぐん膨らむよ!葉が倒れてくる前に最後の追肥(3回目)をする場合も。病害虫(アブラムシやベト病)の発生時期でもあるので観察しよう |
5月 | 収穫🎉 – 早生品種なら収穫開始!葉っぱが7~8割倒れたら晴れた日に抜き取って収穫。新玉ねぎの爽やかな甘みを味わおう |
6月 | 収穫最盛期&保存 – 中生~晩生品種も収穫期。収穫後は風通しの良い日陰で玉ねぎを乾燥させ、長期保存用に束ねて吊るす |
ざっくりこんな流れだよ。秋に種をまいて冬はほぼお休み期間、春になったらグンと成長して初夏に収穫…ってサイクルなの。冬のあいだは成長が止まるからお世話もほとんどなし。寒~い時期に外作業が少なくて済むのも、玉ねぎ栽培の密かなメリットだね👍
💡豆知識:玉ねぎを切ると目にしみて涙が出ちゃうよね🥲あれは硫化アリルっていう成分の仕業。この成分、実は血行を良くして疲労回復に効果があると言われているの!料理中はツライけど…玉ねぎを食べると体には嬉しいこともあるんだよ😉
地植えとプランター、それぞれの育て方ポイント
玉ねぎは畑でもプランターでも育てられる万能選手!それぞれにメリット・デメリットがあるから、自分に合った方法でチャレンジしてみてね。
◎ 地植えの場合: 庭や畑など広いスペースがあるなら地植えがおすすめだよ。大きな玉ねぎを狙うなら土作りが超大事!植え付け2週間前までに苦土石灰をまいて土の酸度を調整し、元肥として堆肥や肥料をしっかり混ぜ込んでおこう。畝(うね)を作るなら高さ5~10cm程度の低めの畝でOK。植え付け間隔は株と株の間を約12~15cmあけてね。雑草対策には黒マルチシート(黒いビニールフィルム)を土に被せちゃうのが効果的🌱 地温も上がって生長が良くなるし、草取りの手間が省けて一石二鳥だよ。水やりは基本雨まかせでOKだけど、長雨で水が溜まらない土壌環境を作るのがポイント。排水が悪いと根腐れや病気の原因になるから、粘土質で水はけが悪い土ならあらかじめ川砂や腐葉土を混ぜ込んで改善しておこうね⚠️
◎ プランターの場合: 畑がなくても深めのプランターがあればベランダ菜園で玉ねぎに挑戦できるよ!プランター栽培のコツはまず容器選び。深さ20cm以上のものを用意してね(根が浅く広がるから幅もある程度あると◎)。底に鉢底石を敷いて野菜用培養土をたっぷり入れれば土作りは完了。植え付け間隔は株間約10cmでOKだよ。プランターが大きければ2列に植えてもいいね。苗の白い部分が少し顔を出すくらいの浅めに植えるのがポイント(深植えすると玉が大きくならないの)。プランターは土の量が限られるぶん乾燥しやすいから、水切れには注意してあげてね。特に冬場、寒いからって油断すると土がカラカラ…なんてこともあるある💦 土の表面が乾いたら午前中の暖かい時間に優しく水やりしてあげよう。プランターだとどうしても玉ねぎが小ぶりになりがちだけど、それもご愛嬌🎵 小さくても自分で育てた玉ねぎは格別においしいから、サイズはあまり気にしないで大丈夫だよ。
苗づくりから収穫まで5つのステップ
それではここから、玉ねぎ栽培の具体的な手順を5つのステップに分けて解説するね。最初はちょっぴり工程が多く感じるかもだけど、一つひとつは難しくないから安心して✋ワクワクしながら進めてみよう!
Step 1: 種まきで苗を育てよう
まずはタネから苗を育てるところからスタート!(※苗を買って植える方法は後述するよ)
種まきの適期は地域にもよるけど大体9月中旬~10月上旬頃。暑さが落ち着いてきたタイミングが狙い目だよ。赤玉ねぎの種も白(黄)玉ねぎの種も、基本的な播き方は同じだから一緒に育てられる👌
1つ目の方法は苗床(育苗スペース)を作って種まきするやり方。畑の一角や深めの育苗トレー、プランターなどを苗床に使おう。深さ10cmほど耕した(または培養土を入れた)苗床に、幅8~10cm間隔で浅い筋(溝)を作ってね。そこに種をパラパラ筋まきするよ(種同士の間隔5mmくらいが目安)。土を5mmほど薄~くかぶせたら、上から優しくお水をシュッシュ✨乾燥に弱いから、新聞紙やワラで苗床全体を覆って保湿してあげると発芽率アップだよ。発芽するまでは土が乾かないように様子を見てね。
🌱発芽の豆知識:玉ねぎの種は気温20℃前後で発芽しやすいの。秋の涼しい気候でまけば4~10日くらいで可愛い芽が出てくるよ。芽が出たらすぐ新聞紙は取り除いて、日光に当ててあげてね!
芽が出揃ったら、密集している部分の間引き開始!🥕(←間引き人参じゃないけどイメージね)。草丈が5~6cmくらいになった頃、混み合っている箇所の弱そうな苗をハサミや指でちょきちょき間引こう。間引き後は苗同士に適度なすき間ができて風通しが良くなるよ。そのまま順調に育てて草丈10cmくらいになったら2回目の間引きタイム。株間1.5cm程度になるようにさらに間引いてね(だいぶスカスカに見えるけどOK)。間引きながら成長のいい苗を残していけばバッチリ👌
ポイントは、苗をヒョロヒョロのまま放置しないこと!間引きと同時に**追肥(ついひ)**も少ししてあげよう。育苗中に栄養不足だと苗が細~く貧弱に育っちゃうの😥 化成肥料をパラパラっと軽くひと握り(5g程度)苗床にまいて、土と混ぜ込んで追肥完了。これで苗がグッとしっかりしてくるよ。
約50~60日ほど育苗すると、植え付け適期の苗ができあがり!高さ20cm前後、根元の茎が鉛筆くらいの太さ(5~8mm)が理想だよ✨ それより極端に太すぎる苗は冬に育ちすぎてトウ立ち(ネギ坊主)しやすいからNG。逆に細すぎる苗は寒さに耐えられなかったり小玉になりやすいから、ちょうどいいサイズになるよう調整しようね。
🔰ワンポイント:種から育てるのが不安なら、ホームセンター等で売っている玉ねぎ苗を購入する手もあるよ!初心者さんは市販苗から始めると失敗少なくて安心。育苗の手間も省けちゃう🎵(※苗を買う場合も植え付けは10~11月ごろだよ)
Step 2: 土作りと苗の植え付け
丈夫な苗が育ったら、いよいよ**植え付け(定植)**だよ~!玉ねぎちゃんたちの本宅にお引っ越しの時間🧅💨
<地植えの場合の土作り>
植え付けの2週間くらい前までに畑の土づくりを済ませておこう。玉ねぎは酸性土壌が苦手だから、まずは苦土石灰を1㎡あたり150g(だいたい片手で3握りくらい)撒いてざっくり耕す。これで土を中和しておくんだ。その1週間後、完熟たい肥をたっぷり(2~3kg/㎡)投入。合わせて化成肥料も1㎡あたり100g(片手2握りくらい)ぱらぱらっと全体に撒いて、再度よ~く耕して混ぜ込もう。ここまでできたら畝を作る場合は高さ10cm程度の畝を立ててね(畝立てしなくても平畦でもOK)。準備万端のフカフカ土壌で苗を迎えるよ🌟
<植え付け適期の苗をチェック!>
苗の準備段階でも触れたけど、植え付けに使う苗は草丈20~25cm・根元の太さ6~8mm程度が目安。それより細ければ少し遅らせて育て、太すぎるなら早めに植えてしまおう。葉っぱが長過ぎて扱いにくい場合は、根元から15cmくらいの長さにカットしておくと作業しやすいよ✂️(※上葉を切ると植え付け後の活着も良くなると言われてるの)。
<いざ植え付け!>
植え付けの適期は地域や品種によるけど、一般的に10月下旬~11月中旬ごろ。寒冷地ほど早め、暖地なら遅めでもOKだよ。夕方や曇りの日など、苗があまり萎れないタイミングで植えるのがおすすめ。
- 地植えの場合: 準備した畝に植え穴をあけよう。株と株の間は12~15cmが目安。条間(列と列の間)は20cm以上あるとお世話しやすいね。指や移植ゴテで深さ5cmくらいの穴を開け、苗を1本ずつスッと入れるよ。植え付け深さは超重要! 苗の白い根元部分が半分土に埋まる程度、つまり白い部分が少し見えるくらい浅めに植えるのがコツだよ。深植えしすぎると玉ねぎが地中深くで窮屈になって、大きく肥大できなくなるから注意してね⚠️ 植えたら周りの土を軽く寄せて手でギュッと押さえ、苗がグラつかないように固定しよう。
- プランターの場合: 深さ20cm以上のプランターに培養土を8割ほど入れ、水をかけて湿らせておこう(土にあらかじめ水分を含ませておくと植え付けしやすいよ)。土に指で2~3cmの溝を作って植え付け位置の目安ラインを引くと並べやすい👌 プランター幅が広ければ2列にできるから、手前と奥にラインを2本引いてね(間隔15cmほどあける)。あとはラインに沿って株間10cmおきに穴をあけ、苗を1本ずつ入れていくよ。こちらも浅植えが鉄則!根が土に埋まればOKなので、白い茎が少し顔を出すくらいにしておこう。植えた後は苗が倒れないよう、根元に土を軽くかぶせて押さえて固定すると◎。
植え付けが済んだらたっぷりと水やりしよう🚿✨ 土の中の空気が抜けて根と土が密着するので、この最初の潅水はしっかりね!畑ならジョウロで株元に、プランターなら鉢底から水が流れ出るくらい豪快にOK。ただし、植え付け直後は根がまだ十分張っていないから過湿には注意。特にプランター栽培では、水のやりすぎで根腐れしないよう様子を見て管理してね。
最後に植え付け後のお世話ポイントを少し。苗を植えた直後は日差しが強かったり風が吹いたりすると苗がグッタリしちゃうことがあるの。プランターなら植え付け後2~3日は半日陰に置いて苗を休ませ、その後ガンガン日が当たる場所に移動すると根付きやすいよ。畑の場合も、植え付け直後に日差しが強いようなら不織布で日よけするなど苗が乾燥しない工夫をしてあげよう。何日か経てば根が土に馴染んでピンと立ち上がってくるから、それまで見守ってあげてね👀
Step 3: 冬の育て方(越冬)
植え付けた玉ねぎちゃん達が無事に根付いたら、次は寒い冬を乗り越える管理だよ❄️…と言っても、実は冬の間は玉ねぎってほとんど成長しないの。気温がグッと下がると休眠状態になって「春が来るのを待ってま~す」って感じでじーーっとしてるんだ😴
だから冬場のお世話はとってもシンプル。基本は放置プレイでOK! とはいえ、まったく何もしないわけじゃないのでポイントを押さえておこう。
- 水やり: 冬は土がなかなか乾かないし、玉ねぎ自体も水をあまり吸わなくなるよ。だから水やりは控えめで大丈夫。土の表面が乾いてカラカラになっている時だけ、午前中の暖かい時間帯にたっぷり水をあげよう。夕方以降に水をやると夜間に土が凍っちゃって苗がダメージ受ける可能性あるから気を付けてね⚠️ 特にプランター栽培は土量が少ないから、晴天続きで極端に乾いていないかときどきチェックしよう。
- 枯れ葉取り: 冬の間、下の古い葉っぱが黄色く枯れてくることがあるの。枯葉はそのまま放っておくと病気のモトになるから、見つけたらサッと取り除いて清潔に保ってあげてね。葉先が少し傷むくらいは気にしなくてOKだけど、明らかに腐っている葉やドロッとした部分があれば除去しておこう。
- 防寒対策: 玉ねぎは寒さに強い野菜だけど、極端な寒波や霜柱で苗が持ち上がっちゃうこともあるんだ。寒冷地や特に冷え込む夜が心配な場合は、株元にもみ殻やワラを敷くと保温になるよ。プランターなら発泡スチロール板の上に載せたり、鉢ごと不織布ですっぽり覆ったりしてもいいね。霜で苗が土から浮いちゃった時は、見つけ次第やさしく押し戻して根元を安定させてあげて👍
- 様子見: 基本的に冬は玉ねぎも冬眠中。「育ってない…大丈夫かな?」と心配になるけど、暖かくなるまで焦らず見守ってね。玉ねぎ自身「寒いのヤダー🥺春まで寝かせて~」って言ってるかもしれないし(可愛い)。
以上を守っていれば、玉ねぎはしっかり冬越しできるはず。冬の間にグッと耐えた苗たちは、春になったら爆発的に成長を始めるからお楽しみに✨
Step 4: 春の成長管理(追肥・水やりなど)
寒い冬が終わり、ポカポカ陽気の春がやってきたら…玉ねぎたちは待ってましたとばかりに成長再開!ここから収穫まで一気に駆け抜けるよ~🏃💨 春の管理のポイントは主に追肥(肥料追加)と水やり、それから病害虫チェックだね。
▶︎ 追肥(肥料やり)
玉ねぎは栽培期間が長いぶん、途中で栄養補給してあげると立派に育つよ。一般的には追肥2回が基本。タイミングは2月下旬~3月上旬に1回目、そして3月中旬~下旬に2回目だ。寒い冬を越えて新芽が動き出す頃合いで肥料をあげるイメージだね。1回目は「さあこれから大きくなるぞ~」って苗を応援する感じ、2回目は「さらに太れ太れ~!」って追い込みかける感じかな😊
具体的な方法だけど、まず肥料は**化成肥料(N-P-Kがバランスよく入ったもの)を使うよ。1株あたりひとつまみ(約2~3g)**が目安。畑の場合は株の周りにパラパラっと撒いて、軽くクワや手で土と混ぜ込んでね。黒マルチをしているなら、植え穴の周りに肥料を入れて土に馴染むよう指でグリグリっと混ぜればOK。プランターも同様に、株元に少量ずつ撒いて土となじませよう。肥料をやった後は水を少しあげると土に養分が染み渡るよ。
場合によっては3回目の追肥をすることもあるんだ。苗の生育が悪かったり葉色が薄黄緑で栄養不足そうな時は、4月上旬頃にもう一度だけ少量の肥料を追加しよう。ただし追肥しすぎも良くないから様子を見つつね✋ 特に4月中旬以降、玉ねぎが肥大し始めたらもう肥料はストップ。遅く肥料をやりすぎると収穫後に腐りやすくなっちゃうから、追肥は多くても3回までにしておこう。
✌️追肥ワンポイント: 玉ねぎの葉が濃い緑色でピンと立っているうちは栄養十分な証拠。逆に黄ばんで元気ない感じなら肥料不足かも。葉っぱの様子をよーく観察して、玉ねぎからのサインを見逃さないでね!
▶︎ 水やり(春編)
春になると気温が上がって土も乾きやすくなるよね。冬に比べて玉ねぎもたくさん水を必要とするから、水やり頻度をアップしよう。基本は**「土の表面が乾いたらたっぷり」だよ。特に4月~5月、玉ねぎの肥大期に水不足だと玉が大きくならない**から注意!せっかくここまで育てたのに小さい玉だと悲しいもんね🥺
畑なら週1回程度、雨が少ない時期は様子を見て畝全体をしっかり湿らせると良いよ。プランターでは土が少ない分、晴天が続くとすぐカラカラになるから朝晩の土チェックを習慣にしよう。表土が乾いて白っぽくなってたら、迷わずジョウロで底穴から水が滴るくらいたっぷり給水!逆に雨が続いた時は、水はけを良くする工夫(プランターを少し持ち上げる・屋根の下に移動する等)をして根が酸欠にならないよう気をつけてね。
▶︎ 病害虫チェック
春先から収穫直前にかけて、玉ねぎにも虫さんや病気が発生することがあるよ。代表的なのを挙げると…
- アブラムシ(油虫): 暖かくなると新葉に群がってチューチュー樹液を吸う嫌なヤツ🥵 見つけたら放置せず、ガムテープでペタペタ取ったり水で吹き飛ばしたりして退治しよう。大量発生して手に負えない時は、家庭園芸用の薬剤に頼ってもOK。でも玉ねぎは葉を食べるわけじゃないから、多少のアブラムシは慌てなくて大丈夫だよ。
- ベト病: 玉ねぎの代表的な病気で、葉に灰色がかった白カビ状の斑点が広がり、葉っぱがベトっと溶けるように枯れてしまう病気😭 雨が多い年や湿気がこもる環境で発生しやすいの。予防には風通しを良くすることが大切だから、間引きが不十分だったり草丈ばかり伸びて密集しちゃった場合は注意!また、下葉の枯れ葉を放置しないことも予防になるよ。もし発生しちゃったら、病変が出た葉はすぐ取り除いてゴミ袋へIN。他の株に広がらないようにするのが一番だね。酷い場合はベンレート水和剤などの殺菌剤散布という手もあるけど、家庭菜園ならそこまでしないことも多いかな。発生初期に葉を取り除けば案外持ちこたえたりするよ。
- その他のトラブル: 極端に土が蒸れたり水はけが悪いと軟腐病(根元がドロドロに腐る)になることも。連日の大雨で水浸し…なんてときは、畝間に溝を掘って水を逃がすなど緊急対策をしてみてね。あと春になって急激に暑くなると、たま~にネギ坊主(花茎)が上がっちゃう株が出ることも😅(秋まき玉ねぎでは適期に植えていれば少ないけどゼロではない)。ネギ坊主を見つけたらすぐ花茎をポキッと折るかハサミで切り取っておこう。そうすれば残りの葉に栄養が回って、玉部分を少しでも太らせることができるよ。
Step 5: 収穫と保存
長い栽培期間を経て、ついに収穫のとき!🌟 玉ねぎ収穫の目安や上手な保存方法を押さえて、最後まで気を抜かずいこう~。
▶︎ 収穫のタイミング
玉ねぎは葉っぱがある程度枯れて倒れてきたら収穫適期だよ。目安は全体の70~80%の茎が倒伏した頃。具体的には、畝全体を見渡して7~8割の株で葉がクターっと横倒しになっていたら「もういいよ~抜いて~」のサインだと思ってOK🙆♀️ 早生品種なら5月中にも倒れてくるし、中生~晩生品種は5月下旬~6月上旬くらいになるかな。葉が完全にカラカラになるまで畑に置いておくと、逆に玉ねぎが腐りやすくなるから要注意⚠️ 葉っぱにまだ少し緑色が残っている状態で収穫するのがポイントだよ。
▶︎ 収穫の方法
収穫は晴れた日を選んでね☀️ 土が乾いている日がベスト。畑なら玉ねぎの根元を持ってスポーン!と引き抜くだけでOK(気持ちいいよ♪)。抜きにくければスコップで軽く根元を掘り起こしてあげよう。プランターも同じく、根鉢ごとスポッと抜いちゃって。収穫した玉ねぎは、そのまま畑やシートの上に1~3日ほど天日干しすると表面が乾いて保存性が高まるよ。ただし雨が当たると台無しだから、雨予報なら風通しの良い軒下などで乾かしてね。
▶︎ 保存の仕方
玉ねぎは乾燥させれば長期保存が効く野菜✨ 収穫後、外側の薄皮がパリパリに乾くまで風通しの良い場所で乾燥させよう。晴れて暑い日なら半日~1日で十分乾くけど、心配なら数日陰干ししてもOKだよ。乾燥したら葉と根っこをハサミでカットして、ネット袋やダンボール箱に入れて涼しい場所に保管すれば数か月は持つはず。ただし赤玉ねぎや新玉ねぎなど水分が多くて柔らかい品種は、あまり長期保存に向かないから早めに食べきってね💡 新玉ねぎはみずみずしい分傷みも早いから要注意だよ。
もっと本格的に保存したいなら、昔ながらの吊るし保存に挑戦!乾燥させた玉ねぎを5~6個ずつ葉付きで束ねてヒモで縛り、風通しの良い日陰につるしておくの。こうするとさらに水分が抜けて貯蔵性アップ。見た目もなんだか農家さん気分でテンション上がるよね😁
収穫&保存までできたら、玉ねぎ栽培ミッションコンプリート!🎉 初心者さんでも頑張って育てた玉ねぎをぜひ味わってみて。採れたて玉ねぎは生でサラダにしても辛味がマイルドで最高だし、加熱すればトロトロに甘くて感動ものだよ~😍 苦労して育てた野菜って、本当に愛おしいおいしさなの。お疲れさまでした!
初心者Q&Aコーナー
最後に、玉ねぎ栽培について初心者さんが疑問に思いがちなポイントをQ&A形式でまとめてみるね。つまずきやすい失敗例や素朴なギモンをここで解決しちゃおう💡
Q1: 種から育てるのって難しくない? 苗を買って植えた方が楽?
A: 種から育てるの、一見ハードル高そうだけど意外と簡単だよ😊 上で説明したように間引きやタイミングのコツはあるけど、基本的に放任でも育つたくましい子なの。ただ「それでも不安だな~😣」って場合は市販の苗を買う方法も大アリ!秋になるとホームセンターで玉ねぎ苗が1束(30本前後)数百円くらいで売ってるから、それを植えちゃえば育苗の手間なしで楽ちんだよ。特にプランター栽培なら苗から始めた方が手軽だし、初心者さんには断然おすすめかも。慣れてきたら種からチャレンジしてみてね👍
Q2: 水やりは毎日した方がいいの? 加減がわからない…
A: 水やりは毎日じゃなくてOK!むしろ玉ねぎは過湿に弱いから、やりすぎ注意なくらいだよ。基本は土の表面が乾いたらたっぷりあげるスタイルで十分🌱 特に冬場は土が乾きにくいから頻繁な水やりは不要。逆に春先は乾燥しやすいから、水切れさせないようにだけ気をつけよう。目安として、指で土を触ってみて乾燥してたらジョウロタイム、湿ってたらそのまま見守り…でバッチリだよ。プランターの場合は土の量が少ないから畑より乾きやすい点だけ頭に入れておいてね。
Q3: がんばって育てたのに玉ねぎが小さいままだった!何が悪かったの?
A: あらら、小さい玉ねぎになっちゃったか~💦 原因はいろいろ考えられるけど、初心者さんがやりがちなのは苗が細すぎたパターンかな。苗がヒョロヒョロのままだと、冬越しで体力消耗しちゃって春に大きく育てないんだ。適期に種まきして、植え付け時にしっかり太った苗を用意するのがまず重要だね。それから間引き不足で苗同士が競合しちゃったケースもよくあるよ。密集したままだと栄養の取り合いで玉太りが悪くなるから、思い切って間引くのがコツ!他にも春の追肥不足や水不足も小玉の原因になるかな~🤔 追肥のタイミングが遅れたり少なすぎたりすると、玉ねぎは栄養不足で大きくなれないよ。上記ステップ4を参考に、適量の肥料と水分を春先にしっかり与えてあげて✌️ あと欲張って株間を詰めすぎると大きくなれないから、来年はスペースに余裕を持って植えてみてね。
Q4: ネギ坊主(とう立ち)しちゃった玉ねぎはもうダメ?対処法ある?
A: 春先に気温が上がったり苗が大きすぎたりすると、ごくたま~に玉ねぎがとう立ち(花芽をつけちゃうこと)することがあるの🌼 ネギ坊主ができた玉ねぎは残念ながら長期保存は難しいんだ💧 中心がスカスカになって腐りやすくなるからね。でも!食べられないわけじゃないから落ち込まないで😉 花が咲く前に早めに収穫しちゃおう。その場で葉と花茎を切り落として、玉の部分は早めに料理に使ってね。とう立ち玉は普通のよりちょっと固くなりがちだけど、煮込み料理やスープにすれば気にならずおいしく食べられるよ。ちなみに、ネギ坊主を見つけた時点で花茎をポキッと折っておくと、残りの葉に養分が回って多少玉太りがマシになる場合もあるよ(応急処置だけど試す価値アリ)。来年以降の予防策としては、種まきや苗植え付けの時期を極端に早くしすぎないことが大事かな。適期を守れば基本的にとう立ちはあまり起きないから、あまり心配しすぎなくて大丈夫だよ🌱
Q5: 病気や虫が心配…。農薬とかやっぱり必要かな?
A: 玉ねぎは病害虫が少ない野菜だから、基本的に農薬なしでも十分育てられるよ👍 とはいえゼロじゃないから、いくつか対策を。まず春先のアブラムシは先述のとおり見つけ次第地道に駆除!葉っぱごと新聞紙で包んでモミモミして取っちゃう荒業なんかも効くよ(つぶすのが平気なら…だけど😅)。ベト病対策は、とにかく風通し良く育てること。苗を密植しない・枯れ葉放置しないでかなり防げるはず。それでも出ちゃったらもう仕方ないから、他に広がらないよう患部を取り除くくらいかな。軟腐病や白絹病(根元が白カビにやられる病気)は連作で土中に菌が増えると起きるけど、玉ねぎは連作障害が出にくいからそこまで神経質にならなくて平気🙆♀️ 気になるなら輪作(毎年植える場所を変える)すればまず問題ないよ。総じて玉ねぎは丈夫で手がかからない子なので、あまり怖がらずに育ててみてね!
ここまで読んでくれてありがとう!玉ねぎ栽培のコツ、掴めたかな?✨ 最初はちょっと長丁場だけど、そのぶん成長をじっくり見守る楽しさがあるのが玉ねぎ育ての魅力だよ。なにより収穫したときの喜びはひとしお!自分で育てた玉ねぎを料理に使えば、おうちご飯がもっともっと美味しく感じられるはず。「うちの玉ねぎだよ♪」って自慢しちゃおう😆💕
家庭菜園ビギナーさんでもきっと赤玉ねぎ&白玉ねぎ栽培うまくいくから、ぜひ秋からチャレンジしてみてね!あなたのキッチンに、自家製の玉ねぎが並ぶ日を楽しみにしてるよ〜〜〜🌈💖