今日はうちでとれたものではないんですが、この時期にしか出てこない梅の実を使って色々楽しんでいるので2回に分けて2つお裾分け。梅酒とかは紹介し尽くされていると思うので、あくまで個人的におすすめなものを紹介しますね。
一つ目は梅ジャムです。
これはもう、鉄板中の鉄板!美味しすぎてパンの消費が捗るやつです。
逆に、梅ジャム食べたすぎてパン焼いたほど(^^;
作り方はと注意点は以下の通りです。
材料
- 梅(完熟梅): 1kg
- 砂糖: 700~1kg(梅の重量の70~100%)
- レモン汁: 1個分(オプション)
手順
1. 梅の準備
- 梅を洗う:
- 梅を流水でよく洗います。
- 洗った後、水気をしっかりと拭き取ります。
- ヘタを取る:
- 梅のヘタを竹串などで取り除きます。
2. 梅の加熱
- 梅を茹でる:
- 大きな鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰させます。
- 梅を入れて約2~3分茹でた後、冷水に取ります。
- これを2~3回繰り返し、梅の苦味を取り除きます。
- 種を取り出す:
- 冷水に取った梅の皮をむき、種を取り出します。
- 果肉を細かく刻むか、潰します。
3. ジャムの作成
- 煮る:
- 鍋に刻んだ梅の果肉と砂糖を入れ、中火で煮ます。
- 梅の果肉と砂糖がよく混ざるようにかき混ぜながら加熱します。(焦らずゆっくり行きましょう)
- アクを取る:
- 煮ている間に出てくるアクを取り除きます。
- とろみをつける:
- ジャムが好みのとろみになるまで煮詰めます。とろみが足りない場合は、レモン汁を加えると良いです。
4. 保存
- 煮沸消毒:
- 保存する瓶と蓋を煮沸消毒します。
※案外、これを怠るとかびてしまったりするのでちょっとだけ手間暇かけましょう。
意外に蓋も重要です。
- 瓶詰め:
- 熱いうちにジャムを瓶に詰め、蓋をしっかり閉めます。
(熱いうちに締めるのがコツ。空気をなるべく入れないためです。熱いと空気が膨張しているので熱気の周りの空気密度が低くなっています。このまま蓋をすると常温に戻った時に瓶の中は低酸素状態になってジャムが少しだけ長持ちします。←最初に蓋を開けるまでの期間)
※便に詰める量は、便の容量の90%程度が作業しやすいです。
あと、火傷に注意。熱かったです・・・
- 冷ます:
- 瓶詰めしたジャムを逆さにして冷まし、密閉状態を確認します。
注意点
- 砂糖の量はお好みで調整できますが、保存性を高めるためには梅の重量の70%以上の砂糖を使用することをおすすめします。
ダイエットのために砂糖は減らして作ろう!と思ってはいけません。
大事なことなので2回書きますが、
『砂糖の量は梅の重量の70%以上をキープ』してください!
砂糖を減らしていっぱい食べたい気持ちは刺さるほどわかりますし、むしろ刺さって倒れているレベルですが、このルールだけは守っておいた方がいいです。
そうしないと簡単にカビますし、腐ります!
以前、腐ったマフィン騒動でもありましたよね・・・ほんと、調理する人界隈では基本ですし、常識なのですが、知識としては一般的ではないみたいなので注意喚起しておきます。
パンに塗る量を減らせばいいんです(一番難しいヤツ ^^; ) - 煮詰める時間は梅の量や鍋の大きさによって異なりますので、様子を見ながら調整してください。
とにかく、材料も作り方もシンプルな梅ジャムはパンに塗ったり、ヨーグルトに添えたり、様々な使い方ができる便利な保存食です。お試しください。
個人的にはジャム界の中で一番好きです。程よい酸味と甘味が絶妙に美味しくてたまりません。
6月〜7月の時期の短い期間でしか出回らない梅を使って全力で作ってしまいます。
この期間の希少性も相まってどハマりしています。(『期間限定』に弱すぎる)

ちょっと長くなりましたが、今回はここまで。
今日も元気にいってらっしゃい!
ではでは。
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