じゃがいもを家庭で、しかもプランターで育てると聞いて「無理そう・・・」と思った方、実はできるんです!
ポイントはプランターのサイズ。
これさえしっかり把握していれば、意外とベランダでもじゃがいもができちゃったりします。
じゃがいもは根が広がる作物で、適切な環境を提供しないと収穫量が減っちゃう可能性があるので、ここではじゃがいも栽培に最適なサイズや容量について詳しく説明します。
1. プランターの深さ
- 30〜40cm以上の深さが理想的です。
- じゃがいもの種芋を植えた後、芽が出て成長するにつれて、土を足していく「土寄せ」という作業を行う必要があります。この土寄せをするためにも、深さが必要です。
2. プランターの幅と直径
- 1株あたり直径30〜50cm程度のスペースが必要です。
- じゃがいもは地中で芋を作るので、根が広がりやすい環境が必要です。幅が広いほど、じゃがいもの収穫量が増える可能性があります。
3. プランターの容量
- 1株あたり20〜30リットルの容量が必要です。
- 容量が不足すると、じゃがいもが大きく育たないか、栄養が不足してしまいます。大きなプランターを使用する場合、2〜3株を一緒に植えることも可能です。その場合、60〜90リットル程度のプランターが理想です。
4. 排水性
- 排水穴の確認: プランターの底に十分な数の排水穴があることが必須です。じゃがいもは過湿に弱いため、排水性が悪いと根腐れの原因になります。もし排水穴が少ない場合は、追加で穴を開けることを検討してください。
- 鉢底石や軽石の使用: プランターの底に鉢底石や軽石を敷くことで、さらに排水性を向上させることができます。
5. 一株で使用するプランターの例
- 20リットルのプランター: 直径30cm、深さ40cm程度。じゃがいも1株を育てるのに適しています。
- 30リットルのプランター: 直径40cm、深さ40cm程度。じゃがいも1~2株を育てることができます。
6. 複数株を育てるプランターの例
- 50〜60リットルのプランター: 直径50cm、深さ40〜50cm程度。じゃがいも2~3株を育てるのに十分です。
- 100リットル以上の大型プランターや栽培袋: じゃがいも3~4株以上を育てたい場合に適しています。
番外編1 プランターの形状
- 長方形型: 長方形のプランターは、種芋を一列に並べやすく、均等に成長させることができます。
- 円筒形や大鉢型: 円筒形や大鉢型のプランターも適しています。高さがしっかりあるタイプなら、少し狭めでも深さがあれば十分育てられます。
番外編2 材質
- プラスチック製: 軽量で扱いやすく、価格も手ごろです。保水性が良いため、乾燥しやすい環境でも適しています。
- 陶器製やテラコッタ製: 見た目が良く、保温性と通気性に優れていますが、重量が重く、移動が難しい点があります。乾燥しやすいので、水やりには注意が必要です。
- 不織布製: 通気性が良く、根が健やかに育ちます。軽量で簡単に移動でき、収穫も簡単です。
番外編3 特殊なプランター
- ポテトバッグ: ポテト専用の栽培バッグも市販されています。これらは軽量で通気性が良く、特にじゃがいも栽培に適しており、収穫時には簡単に土を出してじゃがいもを取り出せます。
↑こんなやつですね。
まとめ
じゃがいも栽培には、深さ30~40cm以上で、容量20リットル以上のプランターが適しています。長方形型や円筒形のプランターがおすすめで、材質はプラスチック製が扱いやすく、陶器製や不織布製も選択肢としていいと思います。
じゃがいも、思っていたよりも簡単なんですよ!
ぜひ、「今、じゃがいも育ててるんだ!」って友達に話してみて下さい。きっといいネタになりますよ!
と言うことで今日はここまで。
それでは今日も、いってらっしゃい!
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