今日は初心に戻ってトマトです。
トマトといえば家で育てる野菜として一番最初に手をつける人も多いのではないでしょうか?
失敗しにくく収穫時期もわかりやすく、見た目に可愛いというので三拍子揃ってますからね。
夏、家で育てるならやはりトマトでしょう!ってことで、早速育て方を書いていきます。
トマトの育て方を初心者向けにステップバイステップで説明します。
必要なものは何?!道具は何を使うの?!って人も安心してください。
必要だったものを書いておきますね。
必要なものと道具
- トマトの苗: 健康なものを選びましょう。(後述します)
- 植木鉢: 直径30cm以上のもの。横長プランターで良いですが、これより小さくてもOK
- 園芸用土: 良質なもの。
- 鉢底石: 排水性を良くするために必要です。
- 支柱: トマトが成長するときに支えるために使います。あったら便利。なくてもOK
- 紐(ひも): 苗を支柱に固定するため。
- 液体肥料: トマト専用のものが望ましい。
- 剪定ばさみ: 不要な葉や枝を切るため。普通のハサミでOK
- じょうろまたはホース: 水やりに使います。水がやれればOKなので特別揃える必要はないです。
道具の次は、なんと言っても「苗」の選定ですよね。
これも悩んでしまうところですが、ホームセンターのものはどれも良質で基本問題はありません。
が、
より良い苗を選ぶとしたら、以下の方法で見分けるようにすると良いですよ。
トマトの苗を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。健康で丈夫な苗を選ぶことで、成功率が上がり、美味しいトマトを育てることができます。
トマトの苗の選び方
1. 健康な葉
- 葉の色: 濃い緑色の葉が付いている苗を選びます。黄ばんだ葉や斑点がある葉は避けましょう。
- 葉の形状: 葉がしっかりしており、しおれていないことを確認します。
2. 太い茎
- 茎の太さ: 茎が太く、しっかりしている苗を選びます。細くてひ弱な茎の苗は避けましょう。
- 茎の色: 茎の色が鮮やかで、健康そうに見えるものを選びます。
3. 健康な根
- 根の状態: 苗をポットから少し持ち上げ、根が白くて健康そうなものを選びます。黒ずんだり、腐っている根は避けましょう。
- 根の絡まり: 根がポット内で過度に絡まっている苗は避けるのがベターです。根がしっかり伸びているものが良いです。
4. 病気や害虫のチェック
- 病気の兆候: 葉や茎に斑点、変色、カビのようなものがないか確認します。
- 害虫の確認: 葉の裏や茎に虫が付いていないか、虫食いの跡がないかをチェックします。
5. サイズ
- 苗の大きさ: あまりにも大きすぎる苗は根詰まりの可能性があるため、適度なサイズ(20〜30cm程度)の苗を選ぶと良いでしょう。
6. 品種選び
- 目的に合った品種: トマトにはさまざまな品種があります。プランターで育てるならミニトマト、地植えで大きな実を収穫したいなら大玉トマトなど、育てる環境や用途に合った品種を選びましょう。
具体的なチェックリスト
- 濃い緑色の健康な葉がある
- 茎が太くてしっかりしている
- 根が白くて健康で、絡まっていない
- 病気や害虫の兆候がない
- 適度なサイズの苗を選ぶ
- 目的に合った品種を選ぶ
ちょっとしたことですが、これらのポイントを押さえてトマトの苗を選ぶことで、健康で丈夫なトマトを育てることができますよ!
ステップバイステップガイド
ステップ1: 準備
- 苗の選び方:
- 苗は上記で厳選したものを使います(^^
2.土と鉢の用意:
- トマトは深い根を張るので、大きめの植木鉢(直径30cm以上)を用意します。
- 良質な園芸用土と鉢底石を準備します。
ステップ2: 植え付け
- 鉢の準備:
- 植木鉢の底に鉢底石を敷いて排水性を良くします。
- 鉢に園芸用土を8割程度入れます。
2.苗の準備:
- 苗をポットから慎重に取り出し、根が絡まっていないか確認します。
- 根が絡まっている場合は軽くほぐします。
⒊ 苗の植え付け:
- 植木鉢の中央に穴を掘り、苗を植えます。
- 根元に土をしっかりと押さえつけ、苗がぐらつかないようにします。
- 植えた後はたっぷりと水を与えます。
ステップ3: 基本的な管理
- 日当たり:
- トマトは日光を好むため、1日6~8時間以上の日光が当たる場所に置きます。
2.水やり:
- 土の表面が乾いたら水を与えます。
- 特に花が咲き始めたら、土が完全に乾かないように注意します。
3.支柱の設置:
- トマトの苗が成長するにつれて、支柱を設置して苗を支えます。
- 支柱に苗を紐で軽く固定し、風や重さで倒れないようにします。
⒋ 肥料:
- 2週間に一度、液体肥料を与えます。
- トマト専用の肥料を使用すると効果的です。
ステップ4: 花から実へ
- 花の管理:
- トマトの花が咲いたら、風通しを良くするために葉を適度に間引きます。
- 受粉がスムーズに行われるようにします。
⒉ 実の管理:
- 実が大きくなり始めたら、支柱を追加し、実を支えるようにします。
- 余分な葉や枝を剪定し、養分が実に集中するようにします。
ステップ5: 収穫
- 収穫時期:
- 実が赤く熟し、触って少し柔らかくなったら収穫のサインです。
⒉ 収穫方法:
- 手で優しく持ち、茎の部分を切り取ります。
- 力を入れすぎないように注意しましょう。
その他のヒント
- 病害虫の管理:
- こまめに苗を観察し、異常があれば早めに対処します。
- 市販の殺虫剤や農薬を使用する際は、説明書をよく読みましょう。
- 風通し:
- 植木鉢同士の間隔を空け、風通しを良くすることで病気の予防になります。
害虫やアブラムシ対策は、無農薬の農薬?!で紹介していますので、是非参考にしてみてください。
トマトはわかりやすくて楽しいので、ぜひ夏休みの自由研究にも活用してみるといいですよ!
それでは今日も元気に行ってらっしゃい!
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