きゅうりのキューちゃんの話題が出たので、家庭菜園のページらしく、きゅうりの育て方を書いていきたいと思います^^
夏の家庭菜園といえばきゅうり!(と、トマト・・・)というイメージがあるほど、夏ときゅうりは切っても切り離せないイメージですよね!家庭菜園家の一部の人たちにとって・・・かもしれませんが。
そんな、家庭菜園家にとっては楽勝なきゅうりも、家庭菜園初心者または、初めて家庭菜園する人にとっては何もかもが難しそうに思えるものです。
今日は、そんな初心者や家庭菜園してみたい!という人に、ぜひ家庭菜園の楽しさを知ってもらうべく、きゅうりの育て方を少し丁寧に書いてみたいと思います。
家庭菜園で育てるのは思ったよりも簡単なので、ゆっくり取り組んでみてください!
育て方編と必要な道具編で分けて書いてあるので「どんな道具や備品が必要なの?」という人は
「道具編」をみて下さいね。
育て方編
1. 土地と気候の準備
きゅうりが育ちやすい場所と季節を知ろう
- きゅうりを植える時期:きゅうりは暖かい時期が好きなので、春(5月~6月ごろ)がベストです。寒い時期には育たないので、気温が15℃以上になるころがスタートの目安です。
- 日当たり:きゅうりはお日さまが大好きなので、1日に6時間以上日が当たる場所に植えると元気に育ちます。
- 土作り:きゅうりは水はけが良い土が好きです。もし土が硬い場合は、スコップなどで耕して、腐葉土や堆肥(たいひ)を混ぜるといいですよ。土に栄養がたっぷり入ることで、きゅうりがしっかり育ちます。
2. 種まきと苗の植え方
きゅうりの種を蒔いたり、苗を植えよう
- 種から育てる場合:種を地面に直接植えるか、小さなポットで苗を作ってから地面(またはプランター)に移します。種をまくときは、1箇所に2~3粒ずつ植えましょう。その上から軽く土をかけます。
- 水やり:種をまいたら、毎日土が乾かないように水やりをしてください。乾燥しすぎると発芽しにくくなります。
- 苗から育てる場合:苗を買ってくる場合は、双葉(ふたば)がしっかりしているものを選びます。植えるときは株と株の間に50cmくらいの間隔をあけて植えるのがポイントです。
3. 支柱(しちゅう)を立てる
ツルが伸びるので、支柱を使おう
きゅうりはツルがどんどん伸びて育つので、支柱を使って立体的に育てる必要があります。植えた後、1mくらいの支柱を用意して、ツルが絡むようにしてあげると育てやすいです。支柱に絡ませることで、ツルがしっかりと立ち上がり、葉や実が風通しの良い環境で成長できます。
4. 水やりと肥料(ひりょう)
きゅうりはたくさん水を必要とする
- 水やり:きゅうりは水分がたくさん必要です。特に夏は、毎日水をたっぷりあげましょう。朝か夕方の涼しい時間に水をやると、蒸発が少なくて効果的です。水が少ないと実が苦くなってしまうので注意しましょう。
- 肥料:肥料は、植える前に土に混ぜ込んでおくのがベストです。さらに、実がなり始めたら2週間に1回くらい肥料をあげると、実がどんどん成長します。市販の液体肥料や化成肥料を使うと便利です。
5. 病気や虫の対策
きゅうりは病気や虫がつきやすいので、早めに対策をしよう
- 病気:きゅうりは「うどんこ病」や「べと病」という病気になりやすいです。葉に白い粉がついたり、黄色くなって斑点が出たら、病気のサインです。見つけたら、早めに病気対策の薬を使いましょう。また、風通しが悪いと病気になりやすいので、混み合った葉やツルは早めに取り除くといいです。
- 虫:アブラムシやハダニという虫がきゅうりによく付きます。これらを見つけたら、早めに防虫スプレーを使うか、水で流して対策をしてください。
- 虫は嫌いだけど、せっかくの家庭菜園だし、農薬は使いたくない!という人には、「家庭で作れる無農薬な農薬」も紹介していますのでぜひ参考にしてみて下さい。
6. 収穫のタイミング
実が20cmくらいになったら、いよいよ収穫!
- 収穫時期:きゅうりの花が咲いてから、だいたい10日後くらいに実が大きくなります。実が20cmくらいになったら、早めに収穫しましょう。あまり長く置いておくと、実が大きくなりすぎて味が落ちることがあるので、小さめに早く収穫するのがおすすめです。
- 収穫方法:実の根元を手で持ち、ハサミやナイフで切り取ります。毎日実の成長をチェックして、収穫しごろを逃さないようにしましょう!
育て方まとめ
- 日当たりと水やりが大切。特に水はたっぷりあげましょう。
- 支柱を使ってツルを絡ませることで、風通しが良くなり、病気を防げます。
- 病気や虫を早めに見つけて、対策をすることが大事。
- 収穫は20cmくらいの実を早めに。小さい方が美味しいです。
きゅうりは少し手間をかけると、たくさんの実をつけてくれます。初心者でも、こまめな水やりと日当たりを確保すれば、しっかり育ちますよ!
道具編
きゅうりを育てるためには、いくつかの道具や資材が必要です。以下に、初心者でもそろえやすい道具をリストアップしました!
きゅうりを育てるために必要な道具
- 種または苗
- きゅうりを育てるためには、まず種や苗が必要です。苗の方が育てやすいですが、種から育てる場合は発芽に時間がかかることを覚えておいてください。
- 培養土(ばいようど)
- 市販の野菜用の培養土を用意しましょう。きゅうりは水はけの良い、栄養豊富な土が必要です。堆肥や腐葉土が入ったものが理想的です。
- 植木鉢やプランター(または庭)
- 地植えの場合は土壌を整え、プランターや植木鉢の場合は深さ30cm以上のものを選びます。根が深く張るので、深めの容器が必要です。
- スコップ(シャベル)
- 土を掘ったり、苗を植えたりするときに使います。コンパクトな手持ちのスコップが便利です。
- ジョウロ(またはホース)
- きゅうりは水が大好きなので、毎日の水やりに使います。水やりがしやすいジョウロやホースを用意しましょう。
- 支柱(しちゅう)
- きゅうりはツルが伸びるので、ツルを支えるための支柱が必要です。1m~1.5mの長さの支柱を用意し、ツルを絡ませて成長させます。
- 紐や園芸用テープ
- ツルが支柱にしっかりと巻き付くように、紐や園芸用テープで固定します。柔らかいテープを使うと、茎を傷めずに済みます。
- 肥料
- きゅうりは成長が早いので、定期的に栄養が必要です。市販の野菜用の液体肥料や化成肥料を準備し、2週間に1度程度追肥(ついひ)します。
- 防虫ネット(お好みで)
- 虫害が心配な場合は、防虫ネットを用意すると安心です。苗を植えた後、虫から守るために被せます。
- 剪定ハサミ
- きゅうりの実を収穫する際や、余分な葉やツルを剪定するときに使います。きゅうりの根元をきれいに切り取るために、小さな園芸用ハサミを使うと便利です。
オプションであると便利な道具
- 手袋:手が汚れるのを防いだり、作業中のケガを避けるために、園芸用の手袋があると便利です。
- 霧吹き:苗が小さい時期には、葉に優しく水をあげるために霧吹きが便利です。
- マルチシート:土の上に敷くシートで、雑草を防ぎ、土の乾燥を防止します。
これらの道具をそろえれば、きゅうりの栽培がスムーズに進むはずです。初心者でも無理なく育てられるので、ぜひ準備して挑戦してみてください!
いかがでしたか?
きゅうりは、「きゅうりのキューちゃん」にしたり、いろんな食べ方があるので、夏にどんどん育っても足りないくらいです。ぜひ自分で育てたきゅうりでキューちゃんを作る!などの目標を持って育ててみて下さい。
きっと楽しくなりますよ!
というわけで、今日はここまで。
それでは今日も元気にいってらっしゃい!
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