散々柿が良いといっておいてからの!
ですが、やはり何事にも「過ぎたるは・・・」です。
今回は、柿をトピックとしてあげていますが、「どんなに体に良い食べ物も適量を超過すると良くないよ」という総合的なお話だと思ってみていってください。
ではいきましょう!
結論からいきましょう。
「柿の食べ過ぎは良くない」です。
ですが、それは『1日、1回で5個とか10個とか、それを連続で食べていたら』の話です。
基本、健康な人なら一日1個〜2個程度なら問題ない範囲だということです。
もちろん、胃腸が弱っていたりするときは控えてくださいね。
「悪い」とばかり書くとそれだけが一人歩きしてしまうので、皆さんにはその理由を理解して適切に対応してもらえると良いかと思います。
「こういう理由で悪いのか」「じゃぁこうしよう」といった具合に、理由がわかれば対処方法が分かりますもんね。
フグは毒があるから食べない!ではなく、フグは「肝臓や卵巣、内臓」を取り除けば食べれるし美味しい。といったことに似ています。
栄養豊富な柿ですが、特定の成分が体に影響を与える可能性があるため、適量を心がけることが大切です。以下に、柿の食べ過ぎが良くない理由を書いておきますね!
1. 果糖と糖分が多い
- 影響: 柿は甘みが強く、果糖やブドウ糖を多く含んでいるため、食べ過ぎると血糖値が急激に上がることがあります。特に、妊娠中や糖尿病予備軍の方は、血糖値管理の観点からも食べ過ぎに注意が必要です。
- 対策: 一度に食べる量を1〜2個までに抑え、他の果物とバランスよく食べるようにしましょう。
2. タンニンが鉄分吸収を妨げる
- 影響: 渋柿に多く含まれるタンニンは、鉄分と結合しやすく、鉄分の吸収を妨げることがあります。特に貧血気味の方や妊婦さんは鉄分の吸収が重要ですが、食べ過ぎると鉄分不足に繋がる可能性があります。
- 対策: 鉄分の摂取と時間をずらす、または鉄分の豊富な食事と一緒に柿を食べるのを控えると良いです。
3. 体を冷やす作用がある
- 影響: 柿は体を冷やす「寒性の食材」とされています。特に冷え性の方や、寒い季節に食べ過ぎると体温が下がりやすくなり、体調不良を招くことがあります。
- 対策: 冷えが気になるときは、温かいお茶やスープと一緒に食べたり、量を少なめにするのが良いでしょう。
4. 胃腸に負担がかかる
- 影響: 熟した柿は食物繊維が多くなり、過剰に摂取すると胃腸に負担がかかることがあります。食べ過ぎにより消化不良や下痢の原因になることも。
- 対策: 適量に抑え、胃腸の調子に合わせて摂取量を調整します。
5. 便秘や結石の原因になることも
- 影響: タンニンの収斂(しゅうれん)作用により、食べ過ぎると便秘になる場合があります。また、柿を多量に食べ続けると、体内でシュウ酸カルシウムが生成され、腸結石の原因となることもあるとされています。
- 対策: 毎日食べるのではなく、週に数回、適量を楽しむようにしましょう。
柿の適量
柿は1日1〜2個程度を目安にするのが無理のない摂取量です。また、他の果物や野菜も一緒に摂ることで、栄養のバランスが取れ、健康にも良い影響をもたらします。食べ方を工夫しながら、柿を美味しく、そして健康的に楽しんでくださいね。
ということで、最盛期を迎える柿についてちょっとした注意喚起でした。
美味しいものはついつい食べたくなるし、食べ過ぎて失敗することもたまにはありますが、正しい知識とリスク管理ができていれば美味しく食べて健康でいられるということです。
ちょっとくどくなりましたが、
良いことも悪いこともしっかり理解して対策すれば「美味しいは正義!」ということです^^v
ということで、今日はここまで。
今日も元気にいってらっしゃい!!!
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