金柑が実ってきました!
この時期に金柑の甘露煮がしたい一心で育てていました^^
この家庭菜園の80%は欲望で出来ていいます^^;
動機はどうあれ金柑が育ってきたので毎日楽しみです。
早く甘露煮がしたい〜!とまだ青い金柑を見て思うのは
「子牛を見て美味しそう」と思うようなものなのでしょうか・・・
ともあれ、ビタミンCが豊富で冬のお供、「甘露煮さえ食べておけば風邪ひかないよ〜」と
言われることもある金柑、スーパーで買うとちょっっと高いですよね。
そんな時は、家庭菜園しましょう!
(↑金柑は小さいから枝の下から上に向かって実がついていて可愛いです。)
ということで、金柑の育て方をまとめてみました。
金柑(キンカン)は、小さな柑橘類で、甘酸っぱく風味豊かな果実が特徴です。ビタミンCが豊富で、皮ごと食べられる果物として知られています。金柑を家庭で育てるためには、以下のポイントに注意すると良いです。
1. 環境の選び方
金柑は温暖な気候を好み、寒さには比較的強いですが、特に冬の間はある程度の防寒対策が必要です。
- 日当たり: 金柑は日光を多く必要とするため、日当たりの良い場所に植えることが重要です。少なくとも半日以上は直射日光が当たる場所が適しています。
- 気温: 温暖な地域では地植えが可能ですが、寒冷地では鉢植えにし、冬の間は室内や温室で管理するのが良いでしょう。耐寒温度は0度前後ですが、-3℃以下になると凍害の恐れがあります。
2. 土の準備
金柑は水はけが良く、適度に栄養を含んだ土壌を好みます。
- 土壌: 水はけの良い、やや酸性から中性の土壌が適しています。市販の果樹用培養土でも問題ありませんが、自作する場合は、腐葉土、赤玉土、川砂を混ぜて水はけの良い環境を作ります。
- 鉢植えの場合: 底に鉢底石を敷いて、水はけを良くします。
3. 植え付け
- 時期: 植え付けの適期は春(3~4月)または秋(10~11月)です。
- 地植え: 根鉢が隠れる程度の深さで植え付けます。植え付けた後はたっぷり水を与えて、土をしっかり落ち着かせます。
- 鉢植え: 直径30cm以上の大きめの鉢を使用し、同じく根鉢を覆う程度に植え付けます。
4. 水やり
- 地植え: 地植えの場合は、植え付け直後に十分に水を与え、根付いてからは特に乾燥時期にだけ水を与えます。根が深く張るため、頻繁に水やりをする必要はありません。
- 鉢植え: 鉢植えの場合は乾燥しやすいので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。特に夏場や風通しの悪い場所では、水切れに注意が必要です。
5. 肥料
金柑は肥料を必要としますが、与えすぎは禁物です。適度に施肥することが成長を促進します。
- 追肥の時期: 肥料は年3回、2月・6月・9月に与えます。2月の施肥は春の成長期に備えたもの、6月の施肥は果実の成長を助けるため、9月の施肥は冬に向けた体力を蓄えるためです。
- 肥料の種類: 有機肥料や柑橘類用の化成肥料を使用します。施肥の際は、株元から少し離れた場所に施します。
6. 剪定
金柑の剪定は、樹形を整え、風通しを良くし、果実の収穫を増やすために行います。
- 剪定の時期: 剪定は冬(1月から2月)が適しています。休眠期に行うことで、木にダメージを与えにくくなります。
- 剪定方法: 混み合った枝や、枯れた枝、徒長枝(必要以上に長く伸びた枝)を間引くように切り落とします。適度に枝を間引くことで、風通しが良くなり、病害虫の発生を防ぎます。
7. 収穫
金柑の実は、冬に向けて徐々に色づき、冬~早春(12月~2月)にかけて収穫が可能です。果実がオレンジ色に完熟したら、ハサミで切り取ります。
- 収穫の目安: 完熟した金柑は鮮やかなオレンジ色になり、手で触ると少し柔らかく感じられるようになります。
- 果実の保存: 収穫した果実は冷蔵庫で保存し、1~2週間以内に食べるのが最適です。
8. 病害虫対策
金柑は比較的丈夫ですが、以下のような病害虫が発生することがあります。
- アブラムシ: 新芽や若い枝にアブラムシが付着しやすいです。見つけ次第、流水で洗い流すか、市販の殺虫剤を使用します。
- カイガラムシ: 枝や葉に付着し、栄養を吸い取ります。ブラシなどで物理的に除去するか、殺虫剤で対処します。無農薬な農薬もご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
9. 冬の管理
金柑は寒さに比較的強いですが、特に鉢植えの場合は、冬の寒さから守る必要があります。
- 地植えの場合: 地植えの場合は、寒冷地であれば株元にマルチング(わらや腐葉土などを敷いて保温する)を行い、凍害を防ぎます。
- 鉢植えの場合: 鉢植えの場合は、冬は風が強く当たらない場所や室内に移動させ、凍結を防ぎます。温かい室内で育てる場合、日当たりの良い窓辺に置くと良いです。
まとめ
金柑は家庭で育てやすい果樹の一つで、適切な環境と手入れを行えば、毎年美味しい果実を収穫できます。日当たりと水やり、肥料のバランスを大切にし、剪定や病害虫対策をしっかり行えば、長く楽しむことができます。
いかがでしょうか?
なんだかんだ書いていますが、乱暴に言うと「苗買ってきて植えて、水あげとけば育つ!」ぐらいのもんです。
※乱暴すぎで怒られそうですが・・・
やってみると案外簡単なので、一歩踏み出せない人は「とりあえず育ててみる」と言う気軽な気持ちも大切かもしれません。
と言うことで今日はここまで!
今日も元気にいってらっしゃい!!!
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