大人気!ゴーヤの育て方(プランター編)

ゴーヤ

夏といえばゴーヤ!

少し苦くて(そこがいいのですが)、栄養豊富で、ゴーヤチャンプルーやゴーヤチップス、ゴーヤジュースゴーヤスムージーと、おかずやおやつ、スイーツにまでなって夏には大活躍のゴーヤ。

そんなゴーヤを育ててたべたい!と言う方は意外と多いようです。

ですが、意外とプランターで育てる方法を知らない方が多いので、今回その方法について書いてみようと思います。

ステップとしては、

Step1 プランター選び

Step2 支柱、ネット選び

Step3 ゴーヤの育て方

です。

まずはプランター選びから。

Step1 プランター選び

ゴーヤを育てるためには、しっかりと根を張ることができる深さと大きさのあるプランターを選ぶことが重要です。以下のポイントを押さえながら、プランターを選んでみてください。

1. プランターのサイズ

  • 深さ: ゴーヤは根が深く伸びる植物なので、最低30cm以上の深さが必要です。これにより、根がしっかりと伸び、強い植物に育ちます。
  • 横幅: 横幅も重要です。40~50cm以上の横幅があると、ゴーヤの根が広がりやすくなり、健全な成長を促せます。また、複数の苗を一緒に育てる場合は、さらに広めのプランターが良いです。

2. 排水性

  • 排水穴の確認: ゴーヤは排水性の良い環境を好むため、底に排水穴がしっかりついているプランターを選びましょう。水はけが悪いと根腐れの原因になりますので、穴が十分に空いているか確認してください。
  • 底にネットを敷く: 排水穴から土が流れ出ないように、プランターの底にネットや鉢底石を敷くのもおすすめです。

3. 素材の選択

  • プラスチック製: 軽くて扱いやすいのが特徴です。ベランダなど、移動することが多い場合には便利です。
  • 陶器製や木製: よりおしゃれな外観ですが、重さがあるため、固定した場所での使用が適しています。また、保湿性が高いため、土の乾燥を防ぐ効果もあります。
  • 通気性の良い素材: ゴーヤは通気性を好むので、布製やココファイバー製のプランターも選択肢の一つです。

4. 形状

  • 長方形のプランター: ゴーヤはつるが伸びるため、長方形のプランターがおすすめです。これにより、複数の苗を横に並べて植えることができます。
  • 円形のプランター: スペースが限られている場所では、大きめの円形プランターも良い選択です。

5. 容量

ゴーヤを1株育てる場合、20L以上の土が入る容量のプランターが理想的です。複数株を植える場合は、それに応じて容量も大きめにしてください。

6. 見た目と機能性

  • 色やデザイン: プランターはベランダや庭の雰囲気に合わせて選ぶのも楽しいですね。見た目にこだわりつつ、機能性も両立できるものを選びましょう。

このように、ゴーヤの栽培に最適なプランターは、十分な深さと広さ、排水性の良さを備えたもが良いですよ。

Step2 支柱・ネットの選び方

ゴーヤはつる植物なので、つるがしっかり伸びるように支柱やネットを用意することが大切です。これらを上手に使えば、ゴーヤが健全に育ち、グリーンカーテンができて日除けにもなったり、収穫もしやすくなります。選び方のポイントを紹介します。

1. ネットの選び方

ゴーヤはつるを巻きつけて成長するため、ネットが便利です。緑のカーテンを作る際にも、見た目がすっきりします。

  • 素材: プラスチック製やナイロン製のネットが一般的です。どちらも軽くて丈夫なので、ゴーヤの重さに耐えられます。
  • 目の大きさ: 目の大きさは、5~10cmくらいが理想です。これにより、つるがしっかりと絡まり、植物全体を支えられます。
  • サイズ: ゴーヤはつるが2~3メートル以上伸びることもあるため、高さ2~3メートルのネットを選びましょう。幅はプランターの横幅に合わせて選びます。

ネットの設置方法

  • 上部に固定: ネットは、上部をしっかりと固定する必要があります。例えば、ベランダの手すりや壁にフックを取り付け、そこにネットをかけます。
  • 下部をプランターに固定: ネットの下側は、プランターの縁に結びつけて安定させましょう。

2. 支柱の選び方

支柱は、ゴーヤのつるを支えるために使います。ネットを使わない場合や、補助的に使うこともあります。

  • 長さ: ゴーヤは1~3メートルの高さまで成長するため、2メートル以上の支柱が適しています。短すぎると、つるがしっかり巻き付けられず、倒れてしまうことがあります。
  • 素材: 支柱の素材としては、以下のものがあります。
  • プラスチック製: 軽くて扱いやすく、錆びないので長持ちします。
  • 金属製: より丈夫で、強風にも耐えるため、風の強い地域ではおすすめです。
  • 竹製: 自然な見た目が好まれる場合は竹製も良いですが、耐久性はプラスチックや金属よりも劣ります。

支柱の設置方法

  • 斜めに立てる: 支柱は、プランターの端に斜めに差し込み、つるを絡ませるようにします。複数の支柱を使って、三角形やX字型に組み合わせると安定します。
  • つるの誘導: 成長するつるを支柱に優しく巻きつけ、しっかり固定されるようにします。

3. 支柱とネットの組み合わせ

支柱とネットを組み合わせることで、より安定したサポートを提供できます。ネットを壁や手すりに固定し、追加で支柱を立てて補強すると、ゴーヤの重さでネットがたわむのを防ぐことができます。

4. 緑のカーテンを作る場合

ゴーヤを使って緑のカーテンを作りたい場合、ネットを使うのが最適です。次のようなポイントに注意します。

  • 設置場所: 日当たりの良い南向きの窓やベランダに設置すると、太陽の光を遮り、夏の暑さを和らげる効果があります。
  • 風通し: 密集しすぎると風通しが悪くなるため、適度な間隔でつるを誘導しましょう。

支柱やネットを選ぶ際は、ゴーヤの成長を支えるために、丈夫でしっかりとしたものを選ぶのが大事です。

Step3 実際にゴーヤを育ててみよう!

プランターも支柱・ネットも揃ったところで、いよいよ実際にゴーヤを育てていきましょう!ゴーヤの育て方をステップごとに説明しますね。ゴーヤ(ニガウリ)は日当たりのよい場所でよく育ちます。プランターで育てるので、移動は簡単なのですが、後で動かすのは支柱やネットに絡まってからでは大変なので、あらかじめ日当たりの良い場所の目星をつけておいてそこで育てると良いですよ!

庭やベランダを2〜3日観察してればすぐにわかってくると思います。

1. 種の準備

  • 種を購入: ゴーヤの種はホームセンターや園芸店で購入できます。
  • 種の処理: ゴーヤの種は硬いので、種の尖った部分を少し削ると発芽しやすくなります。次に、種を水に一晩つけておくと良いです。

2. 土と鉢の準備

  • : ゴーヤは排水性が良い土を好むので、市販の野菜用培養土を使うと簡単です。自作する場合は、園芸用の土に堆肥を混ぜると良いです。
  • Step1のプランターに土を入れていきます。

3. 種まき

  • 時期: 4月から5月が種まきの適した時期です。
  • 植え方: 種を土に約1〜2cm埋め、軽く土をかぶせます。1つの鉢に2~3粒の種をまき、発芽したら元気な苗を1本に絞ります。

4. 水やり

  • 基本の水やり: 土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげます。ゴーヤは乾燥に弱いので、特に夏場はしっかりと水をあげましょう。
  • 注意点: 水はけが良い土を使っている場合でも、根腐れを防ぐために、鉢の底に水が溜まらないよう注意してください。

5. 日当たりと温度

  • 日当たりの良い場所: ゴーヤは日光を好むため、日当たりが良い場所に置きます。特に南向きのバルコニーや庭が理想的です。
  • 温度管理: ゴーヤは暖かい気候で育つので、温度が15℃以下にならないようにします。

6. 支柱やネットを使う(Step2参照)

  • つるのサポート: ゴーヤはつる植物なので、成長が進むとつるが伸びます。高さが1メートル以上になることもあるので、ネットや支柱を使ってつるを絡ませるようにしましょう。これによって、緑のカーテンを作ることもできます。

7. 肥料の追加

  • 肥料のタイミング: 成長が早い時期(5月~8月)には、定期的に液体肥料を与えると良いです。2~3週間ごとに肥料を追加すると、葉や実の成長が促されます。

8. 収穫

  • 収穫のタイミング: 開花後、約2週間で実が成長します。ゴーヤの実が20cm前後になったら収穫できます。あまり放置すると実が黄色くなり、苦みが増すので、適切なタイミングで収穫することがポイントです。

9. 病害虫対策

  • 害虫の注意: アブラムシやハダニなどの害虫がつくことがあります。見つけたら、手で取り除くか、このブログでも紹介している無農薬用の農薬を使ってみて下さい!

これで、ゴーヤを育てる基本的な流れは終わりです。育て方がわかれば、初心者でも楽しく栽培できますよ!

ゴーヤは栄養たっぷりで美容にも良いと言うことで、朝のスムージー、夜のゴーヤチャンプルーなど、楽しみながら美しくなっちゃいましょう!

今日はここまで。

それではまた明日。

今日も元気にいってらっしゃい!

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